2010年6月4日金曜日

地獄の一夜 その4

再びの412を南へ下り、津古久へ入った。
もう4時くらいだったかな!?

さすがに他の走り屋たちもまばらで、「祭りのあと」って感じでしたね。

「ちっとだけ走って帰んべ!」

で、各々勝手知ったるホームを攻めてたんですね。

したら、フルスモークでシャコタンのY30(要は昔のセドリック)がライト上向きでハザード炊きながら追ってくる!!!
典型的な「ツブシ」だ。

「ツブシ」とは、右翼とかチンピラによる、族や走り屋に対する妨害行為とでも言うのか!?
バイクで走ってる奴らに車内から木刀・バット・鉄パイプ等で襲いかかったり、コケさせたり、消火器ブッ放したりする奴ら。
もちろん捕まったら集団でボコられる。

でも大抵は逃げられるんです。
皆慣れたもんで、ツブシに追われたときの経路は決まっててね。
細い道を縫うように逃げて撒くわけです。

が!!!!!

なぜかこのツブシ、俺らの逃げる道を読んでるかのごとく追って来て、しかも速い!!!

さすがにヤベえなと思いつつ、普段は逃げ込まない道まで来ちゃったんだな。
何か団地みたいなとこでね。

したら行き止まりにブチ当たっちゃったんだな。。。
「やべ。。。死んだ」と誰もが思ったろうな。

こうなりゃ、やるしかねえと皆で単車から降りて、ツブシの連中が車から降りて来るのを待った・・・・・・・

<続く>

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