2008年9月18日木曜日

Biker(バイカー)

私は毎朝、田んぼに浮かぶ無人駅から電車に乗っているのですが、そんな毎朝の光景を少しご紹介。

「間もなく〜上り列車が参ります」のアナウンスが流れ出す頃、田んぼの彼方から一台の原チャリがフルアクセルで疾走してくる。
そして、電車がホームに入る頃にその原チャリも駐輪場へ到着する。
そして、大慌てでメットをしまい、ワイヤーロックを掛けて猛ダッシュで電車に飛び乗る。
毎日だ・・・
電車に乗ると空席を求めて、端から端まで歩き回る。徘徊だ。が、だいたい座れない。
座れずにとても悲壮感溢れた顔で立っている。

毎日ですよ。毎日。
そんな彼を勝手に「Biker(バイカー)」と名付けて楽しんでいる私。
アナウンスが流れると、彼の来る方角を望む。期待を裏切らず、毎日ギリギリだ。
駐輪場についてからの慌てようがたまらない。最高だ。
えらいと思うのが、必ずメットをしまい、ワイヤーロックを掛けること。
しかも大慌てで!!最高だ。
言うまでもないが、もちろん頭はハゲている。最高だ。

つい先日、アナウンスが流れても彼が出現しない・・・
「休みかな?」と思ったら、アナウンスが流れ終わる頃に田んぼの彼方から聞き慣れたバイクの音が!!
彼だった。しかし、明らかにいつもより遅い!その時の私は相当盛り上がっていた。
「ぜってー間に合わねえ!!」とね。駅に取り残された彼の顔を想像し、盛り上がりは最高潮に。
電車が動き出したが、ホームに彼の姿は無い・・・と思った次の瞬間!
いつも通りに徘徊する彼の姿が。しかも手にはメットを持って!!


最高ですよ、バイカー。
そのうちコケてくれる事を祈りながら、日々楽しみにしているのです。
つまらない通勤時間に花を添えてくれる彼に感謝です。

暗いだろう!?私。

次回予告!「足がしびれた・・・山田君!」です

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